日向薬師平成の大修理

9月19日(木)伊勢原のヒガンバナと日向薬師―その2です。

その1では主にコースの様子をご案内しましたので、その2では日向薬師本堂の平成の大修理の様子をお届けします。

平成の大修理は270年振りの大修理で、平成23年1月から28年11月までの6年の歳月と8億7千万円の費用をかけ、京都から専門の技能者を呼んでの大修理事業でした。

修理に当たっては、最大限元の部材を使って古い木材と現在の木材が一つになって後世に姿を伝えていくというその様子を知ることができます。

アイキャッチ画像の部材の塗料に使われている赤色はベンガラ(主に土に含まれる酸化鉄)で、黒色は松を燃やしてできる煤を集めて作られた受け継がれてきた天然素材です。

写真はスライドショーになっています。写真にマウスポインターを当てるとその間動きが止まります。

  • 特に傷みが激しい茅葺きの屋根

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