武相荘~芹ヶ谷公園
次回5月23日(木)、予備日24日(金) 「武相荘と芹ケ谷公園へ」のお誘い
武相荘(ぶあいそう)とは、東京都町田市にある白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅。 現在は「旧白洲邸・武相荘」として、記念館・資料館となり一般公開されています。
白洲次郎は吉田茂の要請で終戦連絡中央事務局の参与に就任してGHQとの交渉や日本国憲法制定、通商産業省(現在の経済産業省)設立に尽力し、政界引退後は東北電力会長などを歴任。正子は青山二郎や小林秀雄との交流を通じて骨董・随筆家として活躍されました。
萱葺き屋根の母屋・納屋など、ほぼ全域が公開されており、次郎・正子の書斎や家族の居間、家具や持ち物、写真類、次郎手製の調度品や実際に使った農機具などが展示されています。
芹ヶ谷公園とは、豊かな緑と水の中に彫刻が点在する公園です。ジャブジャブ池やせせらぎ、虹と水の広場、ターザンロープや各種遊具のある冒険広場、多目的広場などと四季を通じて色とりどりの花が咲く花壇もあり、子供から大人まで楽しめます。また、公園の一角には国際版画美術館があります。この美術館では現在「BODY-身体の宇宙」と題する企画展を実施中で、15世紀の西洋古版画から現代日本の美術家まで約120点の作品を展示しおり、一見の価値はありそうです。観覧料は一般800円、65歳以上400円です。